ウイングル


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株式会社ウイングル(http://www.wingle.co.jp)は障害者の雇用問題に取り組んでいる「ソーシャル・ベンチャー企業。


大都市部の企業に対し、地方在住の障害者を紹介し、就労の「場」を創り出す独自のサービスを提供しています。



301人以上の常用雇用者を雇用する企業は、障害者雇用促進法により、1.8%以上の障がいのある方を雇用する法的義務があり、その率を満たさない場合、不足者ひとりにつき、月5万円の納付金を支払わねばならないという決まりがあります。


ただ301人以上の社員がいる大企業は大都市圏に集中しており、企業側が東京で障害者を雇用することが難しくなっているのが現状です。一方で、地方では雇用義務のある企業が少ないため、障害のある方々が働きたくても、なかなか求人が無いという事態が起こっています。


※労働意欲がありながら、未就職の障害者は15万2千人(平成19年3月末時点、厚生労働省調べ)



そういったミスマッチを解消しようと株式会社ウイングルが行っているのが障害者遠隔地雇用サービスです。




このビジネスモデルではウイングルの施設内に、契約した各企業がサテライトオフィスを設置。その事務所内で障害者の方々は企業の一員となって、事務作業やサイト監視といった業務を行います。


現在はアビームコンサルティングGMOインターネットなど20社を超える企業がこのサービスを利用。仙台市沖縄市といった5カ所のウイングルの施設で約80名の障害者の方々が働いているそうです。



画期的なビジネスモデルを作り上げ、ビジネスとして利益を上げながら、社会的課題の解決を行うというのは中々できることではないと思います。


「関わる人すべてが、共に成長し、繁栄できる社会をめざして」というビジョンに共感される方は一度調べてみてはいかがでしょうか。



【参考】
創業者 佐藤崇弘さんのインタビュー記事(現在は退職)



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